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2014年8月

2014年8月21日 (木)

サンフランシスコ

8月7日から10日、サンフランシスコに行ってアジア美術館の作品調査をしました。宝慶寺塔将来の造像を見るのが主目的でした。本来龕の中に三尊像が彫り出されていたはずなのですが、現在は単独像です。一応、造りかえてあることは知っていたのですが、やはり衝撃的でした。

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他にも河南省新郷出土と思われる北魏造像や、晋中出土と思われる上元二年銘の弥勒像など、素晴らしい像が多数展示してありました。
東南アジアの展示や陶磁器の展示も面白かったです。
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敦煌莫高窟研究国際学術討論会

8月16日から18日、敦煌研究院で開催された、敦煌莫高窟研究国際学術討論会に出席してきました。日本からは百橋明穂先生をはじめ、田中公明先生、小山満先生、大西磨希子さん、濱田瑞美さん、下野玲子さんが参加し、発表をされました。私の発表は、先日『仏教芸術』でも発表した、敦煌莫高窟の初唐、盛唐時代の西方浄土変相図の展開についてです。中国語で、しかも直前に20分から15分に時間が短縮されたので、早口となり、分かってもらえたかどうか心配です。

本来は15日の夜に敦煌へ行くはずであったのですが、切符がとれず、前日北京で一泊し、翌日6時40分の飛行機に乗って敦煌へ到着しました。5時5分ぐらいに北京の飛行場に到着したのですが、すでにカウンター前は長蛇の列で、遅々として進まず、一瞬敦煌行きを断念しそうになりました。地上乗務員に詰め寄り、時間がない乗客用の窓口を教わり、巨大な飛行場の中を駆け巡り、階段をいくつも降り、ようやく搭乗口に到着しました。全身汗だくでした。
敦煌では、麦積山石窟や青州博物館などの多くの友人たちに会うことができました。王恵明さんや沙武田さん、陳悦新さんには、御著書をいただきました。王恵明さんにはまた、18日に敦煌莫高窟の調査に同行していただき、様々なことを教えていただきました。私が知らない壁画の存在の多さを改めて感じ、少し滅入りましたが、頑張るしかありません。敦煌莫高窟通いはまだ続きそうです。
夜は2晩とも李静傑さんと街に繰り出し、黄河ビールを飲みました。現在私が執筆している論文について、いくつも質問をしたり、またこれからの研究の方向について話し合ったり、有意義で、楽しい時間でした。2日目の夜は、成城大学留学中、私の授業に参加してくれていた敦煌莫高窟資料中心の牛源さんが部屋に訪ねてきてくれて、旧交を暖めました。わざわざ訪ねてきてくれて、嬉しかったです。
北京に戻ってからは、秦大樹さんの学生さんの袁泉さんと張栄栄さんとの会食です。ひとりでつたない中国語をしゃべりまくり、せっかくの北京ダッグの味が変わってしまったかもしれません。でもとても楽しかったです。北京に、これほど洒落たお店があるとは知りませんでした。隔世の感があります。
多くの友人たちに優しく接してもらい、幸せな数日間でした。

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